秋からのマーベル新連載攻勢の一つ「アンキャニーX-MEN」の紹介です。これまでのこのタイトルはX-MENのメイン誌でしたが、秋からは一癖ありそうなメンバー達のセカンドタイトルとなっています。
そのメンバーとはマグニートー、セイバートゥース、ミスティーク、サイロック、ファントメックス、アークエンジェル、M。元ヴィランや悪堕ち経験者が大半を占めていて、一人M(モネ・サンクロワ)が可哀想に思えてきます。
マグニートーのコスチュームはシークレットウォーズ以前の白コスとも黒コスとも違う「黒赤コスチューム」。サイロックやモネにも赤いラインが入っていて、イメージカラーになっているのでしょうか。
ライターはシークレットウォーズ以前までマグニートー個人誌やムーンナイトを担当していたカレン・バーン、アートはグレッグ・ランド。バーンのマグニートー誌は、映画「X-MENファーストクラス」の前半にマグニートーがひとり復讐の旅をしている時の雰囲気をもったハードな印象。今作でもそのイメージが引き継がれるのかが気になるところです。
12月発行の本作は、まだストーリーやヴィランは紹介されていないようですが、前作のUNX-MENにおいてマグニートーとセイバートゥース&ミスティークの諍いや、X-FORCEでのサイロックとファントメックスの殺し合いなどがどのように影響してくるのでしょうか。
そういえばアークエンジェルは4年ぶりの登場なのですね。アンキャニーX-FORCEでアポカリプス化が解消した影響で全ての記憶を失って「自分が本物の天使と思いこむ」というアイデンティティを持っていたのですが。
アークエンジェルに「戻る」ということは記憶も戻るのでしょうか。そうなるとサイロックとの関係も……。この辺りの変化も見どころの一つかもしれません。
【おまけ】
マグニートーと言えばやはり気になるのがプロフェッサーX。彼は2014年末のイベント「AXIS」でレッドスカルの身体で復活を匂わせた後、Dr.ドゥームが身柄を確保していたようですが……。
Dr.ドゥーム自身、秋からの登場予定が見えていないため、登場できるかどうかが心配です。