マーベル公式にて秋からの新連載、いわゆる「オールニュー, オールディファレント マーベル」タイトルの一覧リストが公開されていました。今回はそちらに感想などを添えて紹介したいと思います。
スパイダーウーマン
ライター: デニス・ホープレス アート: ハビエル・ロドリゲス
S.H.I.E.L.D.やアベンジャーズから距離を置き、いち私立探偵としてヒーロー業に励むジェシカ・ドリューを描くシリーズ。いきなり妊娠したお腹を披露して度肝を抜いています。
11月発売
スパイディ
ライター: ロビー・トンプソン アート: ニック・ブラッドショウ
ピーター・パーカーの学生時代を語り直すリバイバルシリーズ。現在のピーターは一企業を支える科学者となっているのに対し、学園ピーターはアニメのイメージに近いところ。Dr.オクトパスの登場にも注目。
2016年発売
スコードロン シュプリーム
ライター: ジェイムス・ロビンソン アート: レオナルド・カーク
DCコミックのジャスティス・リーグのパロディチームにしてアベンジャーズの対抗チームが連載開始。シークレットウォーズ以前では別アースのヒーローチームとして登場しアベンジャーズと激突していましたが、今回登場のシチュエーションはどのようなものか?
2016年発売
スターロード
ライター: サム・ハンフリーズ アート: ハビエル・ガロン
SW前のイベント「ブラックボルテックス」ではラストでキティ・プライドと仲むつまじく締めくくっていたスターロードがGotGから離れて皇帝業にまい進する?キティがGotG入りしたのでてっきりカップルで冒険かと思ったらとんだすれ違い。どのようなストーリーが用意されているのか楽しみです。
11月発売
スターブランド & ナイトマスク
ライター: グレッグ・ウェイズマン アート: ドミニク・スタントン
ヒックマン期アベンジャーズで誕生した新ヒーローの二人が連載を獲得。以前は宇宙規模の戦いにまい進していた二人の新たなる舞台は……学校!?特に地球外で誕生してまだ年月もそう立っていないナイトマスクの行動が面白そうな一冊。
12月発売
トータリーオウサム ハルク
ライター: グレッグ・パク アート: フランク・チョウ
プレビューを見てもドヤ顔しかしていない新ハルクの登場。その正体は世界で7番目の天才アマデウス・チョ。これまでのハルクと違って「おしゃべり」ハルクになるとか。パクのライティングに期待がかかります。
12月発売
アルティメッツ
ライター: アル・ユーイング アート: ケネス・ロカフォート
宇宙規模の戦いに備えた新チーム。メンバーはMs.アメリカ、キャプテン・マーベル、ブルーマーベルと超級パワーキャラばかり。さらにギャラクタスの登場も示唆されスケールの大きい話が期待されます。なにやら第一話ではシークレットウォーズ後の生まれ変わった世界の謎に迫っているとか。
11月発売
アンビータブル スクイールガール
ライター: ライアン・ノース アート: エリカ・ヘンダ―ソン
リス子ちゃんことスクイールガールが制作陣もそのままに再登場。変わらぬライトなノリで"マンガ"を見せてくれそうです。
10月発売済み
アンキャニーアベンジャーズ
ライター: ゲリー・ダガン アート: ライアン・ステッグマン
アベンジャーズとミュータントの融和を目指すチームはついにデッドプールまでもチームに迎えてしまいます。さらに予告の表紙ではケーブルの登場(参加?)まで示唆されており、あらゆるキャラクターを飲み込む器の広さを見せています。
<p10月発売済み
アンキャニーインヒューマンズ
ライター: チャールズ・ソウル アート: スティーブ・マクニヴン
インヒューマンの王ブラックボルトを主役に据えたタイトル。こちらがインヒューマン系の旗艦誌になるのでしょうか。そう言えば発表当時はブラックボルトがストリートに下るみたいなアナウンスも有ったようですがどうなったのでしょうか。
<p10月発売済み
アンキャニー X-Men
ライター: カレン・バン アート: グレッグ・ランド
X-MEN系三誌の中では最も変化球の位置づけとなったタイトル。マグニートーを主役にセイバートゥース、ミスティーク、ファントメックスら善悪怪しきメンバーが揃っています。個人的にはセイバートゥースの反転設定がどうなったかと、この面子の中でM(モネ)がどう立振舞うのかが楽しみ。
12月発売
ベノム: スペースナイツ
ライター: ロビー・トンプソン アート: アリエル・オリベッティ
GotGにも参加したベノムは個人誌の方でも宇宙をかける事になりそうです。スパイダーマン系にして唯一のスペースタイトルという新機軸は果たして成功するのでしょうか。
ビジョン
ライター: トム・キング アート: ガブリエル・ヘルナンデス・ワルタ
「普通の生活」にあこがれるビジョンが妻と二人の子供のアンドロイドを生みだし、一軒家に住まう。そんな家族団欒物。そしてホラー物。アートはマグニートー誌で凄惨な画面を披露してくれたガブリエル・ヘルナンデス。これもまた今までにないマーベルコミックが誕生しそうです。
11月発売
ウェブウォーリアーズ
ライター: マイク・コスタ アート: デイビッド・バルデオン
シークレットウォーズでは語り切れなかったウェブウォーリアーズが帰ってくる。スパイダーバース→シークレットウォーズ版と凄まじい変遷を経て新たな連載を獲得した彼らの冒険や如何に。アニメのおかげも有って人気急上昇のスパイダーマンノワールも登場。
11月発売
ウィアードワールド
ライター: サム・ハンフリーズ アート: マイク・デル・モンド
マーベルユニバースに新たに現れた秘境ウィアードワールド。ブラックナイトのストーリーラインとの関わりも気になります。
12月発売
X-Men '92
ライター: チャド・ボワーズ & クリス・シムズ アート: アルチ・ファーマンシャー
シークレットウォーズで好評を博した92年のX-MENがなんと連載継続。日本においてもゲームやアニメで未だにX-MENのビジュアルとして根強いあの世界が帰ってきます。現在のX-MENが悪役不足に苦しんでいるのに対して豊富なヴィランが跋扈している様はある意味羨ましいくらいです。
2016年発売