10月からマーベルコミックの連載刷新イベント「オールニュー オールディファレント マーベル(ANAD)」が始まります。その中からX-MEN系タイトルについていくつか紹介していきたいと思います。
本日は旗艦タイトル『エクストラオーディナリーX-MEN』の紹介です。
物語はシークレットウォーズ終結から8か月が経過した状態から始まり、インヒューマンとの間に起こった事件によってミュータントが絶滅の危機に陥った状況から始まります。また、その事件の為にスコット・サマーズを初めとする幾人かの仲間は行方不明でもあるという。
新たなX-MENのメインチームは表紙を見る限りストーム、アイスマン、ナイトクローラー、コロッサス、マジック、(ヤング)ジーン・グレイ、オールドマン・ローガン。ローガンはシークレットウォーズで連載された異世界の存在がどうにかしてメイン世界に現れるものと見込まれています。
ヴィランについてはMr.シニスターの登場が見込まれています。(第4号の表紙より)
ライターはDCコミックで活躍し、昨年からマーベルでも「オールニュー ホークアイ」を担当していたジェフ・レミーア。アートは近年スパイダーマンのメインアーティストを長く勤めていましたフンベルト・ラモス。ラモスの描くX-MENは2007年のメサイア・コンプレックスの頃以来でしょうか。
冒頭の公式リンクのインタビューで気になったのがこの一節。
Marvel公式:シークレットウォーズ以前のX-MENでアイスマンが同性愛者であることが明かされましたがこの設定はどうなるのでしょうか。
ジェフ・レミーア:ベンディスのストーリーがまだ発表されていないのではっきりとは言えないが、新たなX-MENに出てくるアダルトアイスマンはシークレットウォーズ後の同性愛者な彼だ。
「Bobby is gay post-Secret Wars.」うーん、予防線は張っているものの結構はっきりと言ってしまってるようにも見えます。アイスマンのゲイ設定は過去から来たヤングアイスマンの物で、従来の彼には関係のないものになると思っていたのですがどうなるのでしょうか。まあこの手の連載前インタビューは半分は水物と思っていますので、連載が始まってから見守りたいと思います。
【おまけ】
ヒゲのコロッサスはベンディス期のX-MENで登場した未来コロッサスに由来していると思われます。
今までが結構精神にブレのある若者というキャラクターだったので、そろそろ大人のどっしりとしたところも描かれるかもしれませんね。
すでに予約可能な状態です。
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- 作者: Jeff Lemire,Humberto Ramos
- 出版社/メーカー: Marvel
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