Children & Weapon Smith

MarvelComics(主にX-MEN)の紹介をしているブログ

X-MEN: メシア・ウォー #3

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X-FORCE / CABLE クロスオーバー『メシア・ウォー』第三話の紹介を行います。

ストライフの尖兵に包囲されたX-FORCE。壮絶な戦いが幕を開けます。

前段:X-MEN: メシア・ウォー #2 - Children & Weapon Smith

 

物語はビショップの回想から始まります。

ケーブルを追って旅するビショップはとある時代に辿り着きます。

最後の人類とも言えそうな生き残りが細々と暮らす世界で

彼らが神が眠る場所と言う洞窟に赴いたビショップは驚愕します。

そこには棺に入り力を溜めているアポカリプスが眠っていたのでした。

 

そしてビショップはストライフに取引を持ちかける。

同盟を組んだ二人は、手始めに瀕死のアポカリプスの元に赴き、

その息の根を止めるのだった。

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そして舞台は2973年に戻る。

ケーブル達はストライフの派遣した大量の兵隊との戦いに突入していた。

「ホープ!俺の後ろにまわ……」

「バニッシャー!エリクサー!嬢ちゃんを連れて退避だ、急げ!」

ウルヴァリンが叫びます。

「てなこと言ったって、俺のテレポートは使えねえんだよ」

「フォローする。走れ!」

「そりゃ良い考えだ」

バニッシャーは愚痴りながら走り出します。

「ほら嬢ちゃん行くぞ、親父にバイバイ言いな」

「ネイサン!」

エリクサーとバニッシャーはホープを連れて後退します。

 

一方、要塞の中ではストライフが兵の一人から報告を受けていた。

「ただ今交戦状態にはいりました。しかし、不明な人物が一名おりまして」

「不明な人物?」

「『不明な人物』とな、ビショップ……」

ストライフはちらりとビショップに目をやります。

ビショップはテレパシー妨害装置を有効にして、

ホープの情報が漏れないようにしていました。

 

何とか戦線から後退したホープ達でしたが、その様子は三者三様でした。

「心臓が、破裂するぜ……、息も、つれえ」

「こら!さっきのとこに戻せ!ネイサンにはあたしが必要なんだ!」

「大丈夫、落ち着いて……えっと名前は何だっけ?」

「……ホープ」

「ホープかい、良い名前だね。僕はジョシュ。

ここは僕たちに任せてくれないかい。大丈夫、約束するよ」

「何が約束だよ。このままじゃ死んじまうことくらいしか約束できねえだろ」

「SIGH……」

バニッシャーが台無しにします。

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X-FORCEが激戦を繰り広げている最中、アークエンジェルは再び不思議な声を感じます。

『ここへ来るのだ』

「聞こえたぞ、声だ」

その声に導かれるまま戦闘を放棄し、飛び去ってしまうアークエンジェル。

「ウォーレン!おい!クソッ、なんだってんだ!!」

 

「この!この!ゾンビめ!俺がやっつけてやる!」

「ちょっとウェイド!なに遊んでるの!」

 敵の死骸に銃を撃ち込み続けるデッドプールにドミノが一喝を入れます。

「オーケイ!お助け一丁!」

デッドプールが振り返って銃を乱射すると、全ての弾丸は敵兵の頭を

撃ちぬき一気に形勢を逆転します。

 

なんとか敵師団を撃退したX-FORCEは場所を移動します。

「タイムデバイスは動かない、バニッシャーのテレポートもダメ、オマケにウォーレンもどっかに飛んで行っちまった」

「何かプランはないのか」

ウォーパスが訪ねます。

「ねえからお前に話しかけてるんだろ。

それよりあの嬢ちゃんから目を離すな」

 

そしてそのホープはX-23に声をかけます。

「ねえ、あなた女の子?」

「そうよ」

「あたしミュータントなんだよ」

「そうね」

「あなたもミュータント?」

「そうよ」

「じゃああなたもX-MENなの?ネイサンもX-MENなんだよ!」

「……いいえ、私は違う」

「じゃあなんでここに来たの?」

「あなた、悪い人に追いかけられてるんでしょう。

それを止めにきたのよ」

「ふーん」

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「おい、エリクサー。

お前の能力で俺のテレポート治せないのかよ」

「そんなことできませんよ。それより今は話しかけないでもらえます。

現代に残してきた仲間が今にも死にそうだって時なんですよ」

「あー、そうですかそうですね。

こっちだって誰かさんが頭に埋め込んだ物のせいで死にそうなんだがね」

 

そしてドミノはデッドプールに疑いの目を向け始めます。

「あんたNYで現れたのはタイミングといい

何か私たちに隠してることがあるんじゃないの?」

「隠し事?無い無い!

俺ちゃんのパンツと同じくらいオープンにしてるでしょ」

「ウェイド!ふざけてるんじゃないよ」

「わーかってるよ。俺に言えるのは、ほらあれ見て、

基地のてっぺんからストライフが飛んでくるよって事くらいだっての」

 

デッドプールの指差す先、セレスティアルズの要塞から飛んできた

ストライフがX-FORCEの前に現れます。

「ケーブルよ、老いたな。そして弱くなった。

貴様の生き死になどなんの意味もないが死んでもらうぞ」

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「テメェら!やるぞ!」

ウルヴァリンの号令一閃、全員でかかりますが

ストライフの強力なサイキック能力に返り討ちに遭います。

ケーブルは捨て身の攻撃でストライフに爆弾を取り付ける。

ストライフはシールドでそれを防ぎますが、

真の狙いは地面に仕掛けた爆弾を誘爆させ撤退することにありました。

しかしその爆発が裏目に出てホープとウォーパスが取り残されてしまい

二人はストライフに捕まってしまいます。

 

一方、突如飛び去ったアークエンジェルはどことも知れない洞窟の中に居た。

謎の呼び声に導かれるまま奥に進むと、そこには棺のようなものに横たわる人影が。

「まさか我の前に死が訪れるとは思わなんだよ」

「そんな……信じられん」

「来たか、待っていたぞ。

我がホースメンの最高傑作よ」

そこに待っていたのは衰弱しきったアポカリプスだった。

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猛烈なバトル描写連続の第三話。合間に挟まれるホープとX-23の交流がほっとさせる雰囲気もあるものの、バニッシャーのやる気の無さが台無しにしてます。

回想の中でストライフとビショップにあっさりやられていたアポカリプスでしたが、やはり死んではいませんでした。しかしアークエンジェルに助けを求めるほど衰弱したその姿は未だに見たことの無いものです。

ホープとウォーパスはストライフに捕らえられてしまい、このままでは全てビショップの思い描くとおりになってしまいます。X-FORCE&ケーブル、ストライフ&ビショップ、そこにアークエンジェル&アポカリプスがどう介入してくるのでしょう。

 

<登場キャラクター>

ケーブル、ホープ

ウルヴァリン、X-23

ウォーパス、アークエンジェル

ドミノ、エリクサー、バニッシャー

ビショップ、ストライフ

X-Force / Cable (X-Force/Cable)

X-Force / Cable (X-Force/Cable)

  • 作者: Craig Kyle,Christopher Yost,Duane Swierczynski,Ariel Olivetti,Clayton Crain,Mike Choi
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