エクストラオーディナリーX-MEN #1 レビュー
11月から開始された新しいX-MENの旗艦タイトル「エクストラオーディナリーX-MEN」も先日早々に第3号が発売されました。今回は本タイトルの#1を振り返ってレビューしてみたいと思います。
第一話はジーン・グレイ学園の校長ストームが現在のミュータントが置かれた状況に頭を悩ますシーンから始まります。
どうやらミュータントは新たな迫害の危機にさらされているらしい。
そこへマジックがインドからミュータントの少女を連れて来る。彼女はミュータントというだけで軍隊から包囲され命の危険にさらされていたのだ。
もはやジーングレイ学園は以前の様な学舎では無くなっていた。ここはミュータントの避難所「X-ヘイブン」となっていたのだ。
この未曽有の危機にストームは各地に散らばったX-MENを招集することを決める。ロシアで農業を営むコロッサス。
ドイツの地下水道で謎の敵と交戦中のナイトクローラー。
X-MENを離れ大学に通う過去からきた若きジーン・グレイ。ジーンは世界中のミュータントが危機に陥ってることをテレパシーでストームに見せつける。そしてX-MENは自分にとって悪夢の未来でしかないと告げ、彼らとは距離を置くのだった。
そしてラストシーン。雪原にてセンチネルと相対しているミュータントが一人。ストームとアイスマンがその場に駆けつけるとそのミュータントが年老いたウルヴァリンであることに驚愕するのであった。
という感じで第一話は各地に散らばった仲間が集結してくる、いかにもストーリーの開幕らしいストーリーから始まりました。集結とは言うもののナイトクローラーは的にやられてしまうし、ジーンには振られてしまうという体たらくですが。
サイクロップスがやらかした内容は明言されていませんが、インヒューマンのテリジェンミストが世界中に広がったこと、そしてミュータントを媒介して広がる難病「M-POX」が関係してくるようです。
避難所となっているX-ヘイブンのシーンではロックスライドやアノールなどおなじみの生徒キャラも写っていたので彼らの活躍も見られるのでしょうか。
今回はKindle版を紹介。
Extraordinary X-Men (2015-) #1
- 作者: Jeff Lemire
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2015/11/04
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る