先週に引き続き新X-MENタイトル「エクストラオーディナリーX-MEN #2」を紹介したいと思います。死んだはずのウルヴァリンと出会ったストーム達の反応は?
ストームとアイスマンが雪原で出会った年老いたウルヴァリンは別の未来からやってきた存在、「オールドマン ローガン」だった。その時間軸で自らX-MENを手に掛けてしまったトラウマを持つ彼は、ストームの懇願も断り独り去っていってしまうのであった。
ストームの「サイクロップスも……スコットも死んでしまったのよ!」の声にも振り向かないローガン。
一方、ナイトクローラーを救出に行ったコロッサスとマジックは現場に残された彼の尻尾だけを発見する。残されたミュータントの反応を追ってマンハッタンの下水道に移動した彼らを待っていたのは、新生マローダーズとMr.シニスターだった。
ストームの誘いを断ったジーン・グレイは同級生とデート。しかしミュータントがリンチされている現場に遭遇してしまい、思わず能力を使ってしまう。
同級生はおろか、助けてあげた彼すらも「お、俺はインヒューマンなんだ。ミュータントは近づかないでくれ!!」と逃げられてしまうのであった。
そして突然凶暴な魔物達に襲撃されるX-ヘイブン。
アイスマン曰く「ストーム!だから俺は学園をリンボに移動させるなんて反対だったんだ!」
ラストシーン。独り現代を彷徨うオールドマンローガンの前に現れたのは……ヤングジーン・グレイ!
第二話もまだまだ導入編といった雰囲気。ストームがセリフでさらっと凄いことを言っていますね……。
ネタとして面白いのは「学園のリンボ移設」。幾ら人目に付かないところに避難所を作ると言ってももうちょっと良い所が有るでしょうに。だってアベンジャーズ vs. X-MENでは監獄として使ってたところですよ。
第二巻もKindle版発売中。単行本は来春発売予定。
Extraordinary X-Men (2015-) #2
- 作者: Jeff Lemire
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2015/11/18
- メディア: Kindle版
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【おまけ】
エクストラオーディナリーX-MENの予告ではわからなかった新事実。萌え系ヒロイン「セレブラ」の登場です。まあセンチネルなんですが。
雪原でウルヴァリンに袖にされても……
「はじめまして、Mr.ローガン」
「一昨日来やがれ、ポンコツロボット」
お父さんのフォージに愚痴一つこぼしません。
「お帰り、可愛い娘ちゃん。テレポートユニットの調子はどうだい?」
「快適ですフォージ。ところでMr.ローガンの言ってた『二日前に来い』とはどういう意味ですか?」
体育座りがなんとも可愛らしいですね。