AXIS第二章開始!これまでのアポカリプス四騎士を振り返る
11月に入りAVENGERS&X-MEN:AXISも第2章となる#4が発売されました。第4話の表紙はアポカリプスがX-MENを掌握しているかのようなイラストになっており、X-MEN最大のヴィラン復活の気配を漂わせています。今回は、MarvelComicsで公開されている今までのアポカリプス四騎士を振り返る特集を紹介したいと思います。
The Worthy: A History of the Horsemen | News | Marvel.com
アポカリプスの四騎士とは「戦争(ウォー)」「死(デス)」「疫病(ペスティレンス)」「飢餓(ファミン)」の名前を冠する彼の忠実な下僕です。初期登場時にX-MENのエンジェルがデスに改造されて以来、さまざまなキャラが四騎士に改造されてきました。今回もアポカリプスが再登場するとしたら、新たな四騎士も出てくることでしょう。上記記事ではそんな四騎士の中から代表的な四名を挙げて紹介しています。
ハルク@ウォー
97年のインクレディブル・ハルク誌#456でハルクはアポカリプスの改造を受けウォーとして登場していたようです。
登場して早々にアブソービングマン、ジャガーノートという「硬い」「強い」キャラと激突し、その強さを見せつけています。しかし次の号にてあっさりアポカリプスの呪縛をはねのけ通常営業に戻っているようで、ハルクの別格な強さが描かれています。
ウルヴァリン@デス
続いて99年にはウルヴァリンがデスに改造されています。この頃は「アポカリプス トゥエルブ」というイベントが行われていたらしく、このウルヴァリンを始めとし、多くのX-MANが影響を受けたということです。(この年代のX-MENは未読。一度通しで読んでみたいストーリーです)
また、このデスが登場する少し前にウルヴァリンは死亡していたらしく(偽者でしたが)「デスの正体がウルヴァリンだった!」というサプライズがあったようです。最近もウルヴァリンは死んでいるようですが、15年前にも死亡イベントはあったんですね。
ガンビット@デス
21世紀に入った2006年頃、無印X-MENにてアポカリプスが登場した際にガンビットがデスになっています。このガンビットが他のキャラと違う所は「自ら進んでアポカリプスに降った」という点。このX-MEN離反が、この後に控えている邦訳でもおなじみX-MEN:メサイヤ・コンプレックスでのマローダーズ参加につながっていきます。
この時のX-MENではバックアップストーリー(巻末のおまけ漫画)にて、四騎士が如何にアポカリプスに改造されたのかという短編が載っていました。ガンビットやサンファイア、ポラリスが四騎士に堕ちる心情をフォローするためのものでしたが、ほとんど拷問されてるような内容で正直誰の得になるんだ的な感想を持った覚えが…。
アークエンジェル@デス
元祖改造されキャラのウォーレンさん。90年代はほぼずっとこのデスバージョンで過ごしていたので、90年代の邦訳アメコミに触れた人なんかはこの姿の方が馴染みあるのかも知れません。
さてこのウォーレンさん、実はアポカリプス自身も「最強のホースメン」と認める最高傑作な様子。2011年頃のUNCANNY X-FORCEでは晴れてアポカリプスの後継者として開眼し、自身が四騎士を従えていたこともありました。その際、当時付き合っていたサイロックをデスに据えるという大胆なこともやっていたりします。
さらには別のアポカリプスが率いるこんな四騎士もおりますが、何にせよ今月から始まったAXIS第二章の展開、ひいてはアポカリプスの登場がどうなるか楽しみですね。