@niwaka_kingさんが再びツイッターでデッドプールの周辺キャラクターまとめを投稿されていました。今回はデッドプールの結婚で話題になったサキュバスのシクラー。相変わらずの詳細で分かりやすい紹介を、ご本人にお断りを入れてご紹介させていただきます。
※本記事の内容は10月から刊行されるデッドプール邦訳シリーズのネタバレを含みます。ご注意ください。
シクラー
かつてエジプトを中心に、人の時代より以前に夜を支配していた怪物達を纏めていた夢魔の一人にして、女王。ご存知デップーの嫁。初登場はドラキュラズガントレット:chapter 3。 pic.twitter.com/2MjvXRCfgF
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前述の通り、彼女の一族とその配下の者達は、かなりの力を持った一大勢力を築き上げていた。
しかしある時、ドラキュラの一派の吸血鬼達が、彼女らに卑劣な攻撃を仕掛けた。 pic.twitter.com/9x6qxAsrIm
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彼女の兄弟達は吸血鬼軍団に抵抗したが、裏切りなどもあった事で敗北寸前であった。そこで彼女の父は、シクラーを棺に封印することで、彼女の命を永らえようとしたのだ。彼女を守る為に。 pic.twitter.com/XXVKBqUPBx
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そして数千年後。ドラキュラの以来を受けたデップーが、エジプトにあった彼女の入れられた棺を運び出した。しかし棺に傷が入った事が原因で、遂に封印が破られ、彼女は現代に復活した。こうして彼女はデップーと出会ったのだ。 pic.twitter.com/h3zJ1b2PAU
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手始めにシクラーは、自分を開放したデップーの精気をキスによって奪い取る。常人ならばこれだけで干からびて死んでしまうが、どういうわけかデップーはすぐに復活したのだった。 pic.twitter.com/o8NcL8JtvC
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デップーがドラキュラに遣わされた者と知った彼女は、一先ず共にドラキュラのいるNYに行く事に。
何故か。ドラキュラとシクラーの結婚の為である。彼らが結婚する事で、ドラキュラの勢力が更に強大なものになるのだ。
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デップーとの旅は、過酷ではあるが、楽しい物だった。初めて見る現代の文明。現代の乗り物。ブレイドやヒドラ、AIMの襲撃。etc... pic.twitter.com/360hWHAZk6
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その旅の最中、デップーを待ちきれなくなったドラキュラが首輪の力で支配したウェアウルフ―ジャック・ラッセルを、刺客としてデップー達にけしかけた。
彼らとの戦いで正気に戻ったジャックはその事と、そしてシクラーの兄弟が生きている事を話した。 pic.twitter.com/T1ewpQ5C8P
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だがその後、NYに向かう船の中で、彼女は忠実な友であるバグを通じて、兄弟達がドラキュラに残虐な殺され方をしたのを知る。血族達の為結婚もやむなしと考えていたシクラーだが、これを切っ掛けに彼女は徹底抗戦を決意する。 pic.twitter.com/XkhUIRWncx
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そしてNYでの決戦の最中。デップーと別行動を取る彼女は、彼女の派閥にある者達を救出。遂にドラキュラと正面から相対する。なおも求婚を迫るドラキュラに、シクラーが言い放つ。
「私、デッドプールと結婚したの!」 pic.twitter.com/9vnBEB63jV
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元より旅の中でデップーの持つ魅力に惹かれていた彼女は、ドラキュラが兄弟達を殺した時点で既にドラキュラとの結婚をスッパリと拒絶。完全にデップーを愛するようになったのだった。 pic.twitter.com/8XS97K6j6P
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ドラキュラを撃退した後、改めてデップーとの結婚式を挙げる。そして、かつてドラキュラが支配していたNYの地下にある世界、モンスターメトロポリスの女王として尽力するようになった。 pic.twitter.com/dPIEW9kyKg
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結婚式の後、新婚旅行として(デップーの用事を済ませるついでに)東京を観光したり、オリジナルシン編ではドラキュラの残党の吸血鬼狩りにも赴いた。 pic.twitter.com/knlnmoYkzZ
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そんな彼女の最終目的は、あくまでも彼女達の王国再建にある。例え最愛の夫に止められようが、決して諦める事のない決意。
そしてアース616が健在の頃、彼女はデップーに言った。「新しい世界でまた会いましょう」、と。彼女はその直後に起こる出来事を予見していたのか。それは誰にもわからない。
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シクラーは夢魔、つまり日本でも知られるサキュバスと呼ばれる存在だが、その容姿や能力は、日本で一般的(?)に知られるとはややかけ離れている。女王と呼ばれるような存在なら当然だろうが。しかしその蠱惑的な肉体も相まって非常にセクシーである。 pic.twitter.com/cpOcgKP7Ub
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皮膚の色も他の人間とは異なり薄い桃色で、目の回りから頬にかけて紫の模様がある。
また、その容姿も変える事ができ、ほぼ人間の姿、怪物的な角などを露出させた姿、そして完全に怪物と化した姿に変貌する事が出来る。 pic.twitter.com/ezf6X0QXPC
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これらの形態変化はどれだけ力を使うかで変わるようで、最後の怪物形態はAIMのロボットは愚か、あのバンパイアハンターのブレイドですら圧倒されるほど。 pic.twitter.com/OLeB44N2tK
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人間状態での身体能力もかなりのもので、単純な格闘のみならず、特殊な形状の武器を使った戦闘もこなす(この武器の名前が分かる方がいたら教えて下さい) pic.twitter.com/3i4V814bJO
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圧倒的な身体能力に加え、魂の炎と呼ばれるブラスト攻撃、ブレイドすら抵抗できない魅了の術、そして前述にもある吸精能力と、かなりのスペックを誇る。 pic.twitter.com/C5dCgZq3FU
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うっかり記述し忘れていたが、夢魔らしく夢に干渉する能力も持ち合わせているようである。 pic.twitter.com/MFCT7aRgdT
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デップーとは、こればっかりはラブラブとしか言いようがない。
互いの事を尊重しあってる為、喧嘩してまで強制しようとする事は基本的にない、いい夫婦である。 pic.twitter.com/9LBxyjEHwf
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ただし、デップーがAxisイベント時に禅プールになった際には、彼があまりにも善人過ぎた事で、更にシクラーの性格も相まって、一時は離婚の危機すらあった。
なのでデップーが元に戻った際には大いに喜んだ。 pic.twitter.com/h9wf4VtqBg
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デップーの回りの人間に対しては基本的に良好で、特にプレストンは夫の恩人として直々に感謝するほど。 pic.twitter.com/yYEdcPdRyD
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先ほども少しだけ名前が出てきたバグは、これまた前述通りシクラーの忠実な友である、小型の竜のような存在。酸性の唾液で物を溶かしたり、鏡を通じて別の場所に移動したりもできる。 pic.twitter.com/spcvnYQtVo
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ちなみにバグが通った世界では、何故かDr.ストレンジが漂っていた。 pic.twitter.com/3sKDf9TbXl
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そんなシクラー、現在刊行中のシークレットウォーズ関連誌である、Mrs.デッドプール&ハウリングコマンドーズの主役として大活躍中である。シクラーがメインであり、魅力的なキャラも沢山いるので、是非とも読んで欲しい。現在3号まで発売中。 pic.twitter.com/oGHWxZLO0c
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ちなみにあらすじとしては、デップーを倒され、ドラキュラに敗北したシクラーが、ドラキュラに復讐する為に地獄にあるというあるアイテムを求め、お目付け役として遣わされたハウリングコマンドーズと共に冒険を繰り広げる、といった感じである。シクラーが気になるという方は、ここから読んでも大丈夫
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なお、先ほど紹介したバグは、今のところ(というか2号時点で)表紙にしかいない。今後に期待が高まる。
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またエジプト出身という事で、どうやらアポカリプスとも関わりがあるらしく、エヴァンを見た時はアポカリプスの本名と共に、酷く激昂していた。どうやら何人か血族を殺され、ドラキュラにも脅威と思われていたようだ。 pic.twitter.com/aYUIHfUUbq
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デッドプールの嫁ことシクラーさんの紹介でした。Mr.Kさんありがとうございます。前述の通りシクラー初登場から結婚までの流れはこのドラキュラガントレットの内容となっています。
ちなみにこちらのタイトルは単行本化されたときに少し改題されていまして、もとのデジタル先行配信の際は「Deadpool: The Gauntle Infinite Comic」というタイトルだったようです。インフィニットコミックで読んでみようという方はご注意ください。
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そして待望のマーベルナウ!デッドプールの邦訳。
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