引き続き先月の続き、AOU「エイジ・オブ・ウルトロン」の関連誌情報をまとめたいと思います。
ついに明日公開が迫った映画「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」。それとは同名ながらも内容はまったく異なるコミックイベントについて紹介いたします。
- 作者: ブライアン・マイケル・ベンディス,ブランドン・ピーターソン アレックス・マリーヴ ブライアン・ヒッチ ポール・ニアリー ブッチ・ガイス カルロス・パチェコ ロジャー・ボネット,秋友克也
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2015/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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AVENGERS ASSENBLE #15.AU
英国にて抵抗を続けるキャプテン・ブリテン達。偶然現地に赴いていたキャプテンマーベルを加え、ウルトロンの英国支配のセントラルA.Iを破壊する作戦に赴く。メンバーは前述の二人とコンピューターグラハム、マジックブーツメル。
ブリテンとマーベルの二人が血路を開き、セントラルA.Iの元にたどり着く。しかしそこでグラハムが急に昏倒し倒れてしまう。しかし、これこそが彼の能力であった。意識をセントラルA.Iに飛ばしたグラハムはコンピューター内でウルトロンと対決する。その間彼を守る三人は次々と倒れていき、グラハムも後一歩のところで息絶える。
残されたキャプテンマーベルはセントラルA.Iのダメージは十分と見ると、最終手段の自爆攻撃で何とかウルトロンと相打ちに持ち込む。
拠点の大爆発を見て相打ちを悟ったブラックナイトは何故自分を連れて行かなかったかと悔やむが、これからの戦いにも彼の剣が必要であるとエクスカリバーは説き、そっと彼の手を握るのであった。
異世界もののお約束、絶望の全滅自爆オチ。メルやグラハムといった見たことの無いキャラクターが活躍するのは英国ものの見所でもあります。
UNCANNY AVENGERS #8.AU
時間を越えてアポカリプスの遺児である双子を掌中に収めようと企てる征服者カーン。彼はこの時間軸におけるヒーローの中心であるカーネルアメリカを殺害するよう幼い双子に命じる。
地下に隠れ住むミュータント達に妨害されながらもカーネルを追い詰める双子の兄ウリエル。彼はハボックを両断すると、続いてローグも串刺しにする。今わの際にウリエルの意識を吸収したローグは彼ら双子がカーンに利用されていることを悟り、彼にそのことを伝える。
カーンの命とはいえ自ら守るべきミュータントの命を奪ったことに気づいたウリエルは取り乱す。しかしカーンにその思いは届かず、抵抗すべきも無くもとの時代に戻されるのであった。
これまでのタイインに比べるとAOUよりはもとのアンアベのストーリーに近い物語。より詳細は以前紹介したこちらの記事を見ていただければと思います。本編ではちょこっとしか出てこなかったカーネルアメリカですが、流石の戦闘能力で双子から逃げおおせているところは格好良いですね。
FEARLESS DEFENDERS #4.AU
アスガルド出身のヒッポリータは誇りあるアマゾネスである。今はラトベリアのドゥームに囚われの身では有るものの、その心意気は失っていない。
ドゥームの御前試合の剣闘士として闘技場に連れ出された彼女を待っていたのは敵の手に落ちたミスティナイトらディフェンダーズの面々だった。
仲間と戦いながらも反撃の機を覗っていたヒッポリータは必殺のタイミングでドゥームを射掛ける。その一撃はドゥームの頭を射抜いたのだが、それは傀儡、ドゥームボットであることが判明する。それを影から操っていたのは軍神アレスであった。ヒッポリータは父アレスのこのような暴挙を許すはずも無く彼を叩き伏せる。今こそディフェンダーズが立ち上がる時が来たのだ!
これだけ読むとAOU世界でのドゥームとかアレスの立ち位置がいまひとつわからない物の「異世界物のタイイン」として考えれば痛快な逆転劇で楽しめる短編とも言えます。
今回紹介したAOUタイイン誌は来月邦訳されるようです。邦訳本を読んでいただくと本ブログの紹介がいかに拙いかがわかってしまう恐怖…。
- 作者: アル・エウィング,マット・フラクション,クリストス・ゲイジ,キャサリン・インモネン,マット・キント,リック・レメンダー,ゲリー・デュガン,カレン・バン,マーク・ウェイド,ブッチ・ガイス,アンドレ・アラウージョ,デクター・ソイ,アミルカ・ピナ,パコ・メディーナ,アダム・キューバート,フィル・ジメネス,秋友克也
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