マーベル公式にシークレットウォーズ関連誌として発売される「エクスティンクション・アジェンダ」の特集がされていました。「90年代を振り返る」シリーズとして公開された今回の記事は、過去の本家イベントを数字に絡めて取り上げています。こちらを紹介したいと思います。
「X-TINCTION AGENDA」とは
1990年に展開された「UNCANNY X-MEN」「NEW MUTANTS」「X-FACTOR」三誌のクロスオーバー。ミュータント差別国家ジェノーシャを部隊に捕虜の救出と因縁のキャメロン・ホッジとの決着を付けるエピソードです。
今回公式で紹介されているのはX-MENが拉致される第一話。
ストームとジーンはデンジャールームで戦闘訓練を行っています。
ジム・リーの線画とグリニス・オリバーの着色が素晴らしい絵です。
また、ハボックが洗脳されて敵の手先として登場するところも見逃せません。
シークレットウォーズ版では主人公となるハボックですが、
このあたりが表紙の対比にもなっているのが面白いですね。
公式では紹介されていませんが、この後のエピソードの伏線として
ライラ・チェイニーと、そのボディーガードとしてストロング・ガイが
登場しているところも見逃せません。
日本語版での展開
本作は90年代の日本語版展開でも登場済み。
小学館プロダクション版X-MENの6巻7巻にて翻訳されています。
今回の公式記事のオチとしては、最後「ドラマチックな登場の一コマ」として取り上げられていたケーブルさんが最高でしたね。
「そろそろニューミュータンツの時間だ!とっとと出ていきな!!」
なにも身内の施設でドアをけ破らなくても……。
シークレットウォーズタイイン「X-TINCTION AGENDA」は6月3日発売予定となっております。
TPB情報。単行本ではモリソンX-MENのリメイクとも言える「E is for EXTINCTION」と併せて収録されるようです。
E is for Extinction/X-Tinction Agenda (E Is for Extinction / X-Tinction Agenda)
- 作者: Marvel Comics
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2015/12/29
- メディア: ペーパーバック
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