1月発売のマーベルコミック日本語版リスト(小学館集英社プロダクション)
1月に発売されたアメコミ日本語版を紹介いたします。
ここ最近は各出版社のコミックが邦訳されていますが、自分の知識ではマーベルコミックスに限られてしまっています..
まずは「マーベル」の邦訳本紹介としていきたいと思います。
スパイダーグウェン:グレーター・パワー
「グウェン・ステイシーがスパイダーマンだったら」のifものから始まったストーリーも2冊目。今回は#6~#8が収録。(とありますけど、原書的には第二期スパイダーグウェンの#1~#3が収録のようなので注意です。
ライターはJason Latour、アートはRobbi Rodriguez。このコンビは以前、本ブログでも紹介した「エッジオブスパイダーバース #2 スパイダーグウェン編 」と同じ。
収録は3話と少ないものの、Earth-65版キャプテン・アメリカ(女性)や
Earth-616のスパイダーガールとの共演もあってなかなか華やか。
物語は前章で倒したはずのリザードが大量発生していて、その裏には…といったもの。3話では完結し切っていない点もあるので続巻の刊行に期待です。
スパイダーグウェン:グレイター・パワー (ShoPro Books)
- 作者: ジェイソン・ラトゥーア,ロビー・ロドリゲス,光岡三ツ子
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2018/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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タスクマスター:失われた過去
2010年に発行されたタスクマスター単独誌がまさかの邦訳化。
この人もすっかりゲームで有名になってしまいましたね。
「写真的反射能力」によって相手の能力をコピーする反面、過去の記憶を失っていくタスクマスター、ゆえに身に覚えのないことで命を狙われることとなり…。
イラストレイターのPaloは、タスクマスターはさることながら、コスチュームを取った後のスーツ姿が恰好良いのが好感。
また、相手の能力を使う時のカット入りコマが分かりやすいのです。
同時収録の「エッジ・オブ・スーパーヒーローズ #3」は2ページの短編なので注意。代わりに本編の4話はそれで完結しているシリーズなので安心して読めます。
それにしてもタスキー、この格好で飯食べられるの?
- 作者: フレッド・ヴァン・レンテ,へフテ・パロ,ローズ賢,川田達也
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2018/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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デッドプール:トゥー・スーン?
もはや毎月出てるのか?とも思わせるデッドプール新刊。
あらすじは、フォーブッシュマンの家に呼ばれたアントマン、スパイダーハム、ロケットラクーン&グルート、パニッシャー、ハワード・ザ・ダック、そしてデッドプール&シクラー夫婦。その晩、フォーブッシュマンがが殺害され…といったサスペンスもの。
サスペンス、とは言ったものの主人公がデッドプールではそんな雰囲気もあっという間になくなります。
面白いのがデップーが集まった人物の秘密をペラペラ明かすシーン。スターウォーズの映画を観て涙するパニッシャーがw。
デッドプール:トゥー・スーン? (ShoPro Books)
- 作者: ジョシュア・コリン,トッド・ナウク,中沢俊介
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2018/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちなみに上記デッドプール:トゥー・スーン?はInfinite Comicというデジタル配信専用のコミック。デジタルゆえに動きのあるコマ割が特徴なのですが、どうやって本におとしこんでるのでしょう?
過去にも以下の作品がコミック化されています。こっちもデッドプール。
デッドプール&ケーブル:スプリット・セカンド (ShoPro Books)
- 作者: ファビアン・ニシーザ,ライリー・ブラウン,中沢俊介
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2017/02/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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