邦訳版ホークアイvs.デッドプール感想
邦訳版ホークアイvs.デッドプールの紹介です。
既に購入されて読まれている方も多いかと思われますが、リハビリのつもりで感想を。
全てはハロウィンの夜から始まった
ハロウィンの夜、”常人ヒーロー”ことクリント・バートン a.k.a. ホークアイもウルトロンのコスプレをして子供たちの相手をしていた。
そこへやってきたのは”饒舌な傭兵”ことウェイド・ウィルソン a.k.a. デッドプールとその仲間達。ちなみにデップーが着てるのは、80年代の名作映画「ゴーストバスターズ」のコスチューム。
そんなデッドプールが集めているお菓子の中に、ハッカーであるエルスデンがUSBメモリを紛れ込ませるところから物語は始まる。
USBを狙うのはブラックキャットとDr.ラスク(今回のみ登場のオッサン博士)、それに協力するタイフォイド・マリー。
HAWKEYE vs. DEADPOOLとは言うけれど…
物語の後半でチームアップするのはデッドプールと「もう一人のホークアイ」ことケイト・ビショップ。
筆者的にはケイトが活躍してくれる方が嬉しいのであります。が、デッドプールに協力することなんて「胸に刺さったナイフを抜いてくれ」とかそんなことばかり。お嬢様なケイトにはちょっときついかも。
容赦なく「アンタ、キモい」な顔をするケイトw。
クライマックスではデップー、ホークガイ、ホークアイの三人そろってチームアップ。見事な連係プレーで事件を解決します。
現在邦訳が続いているマット・フラクションの「ホークアイ」シリーズのネタが含まれているため、そちらを読んでいる方がより楽しめるということもあります。が、そこは邦訳本の親切なところ、解説ペーパーでしっかりフォローされています。
私も、本作を読む前は「デッドプール人気に当て込んで、こんなのも邦訳するのか…」と思っていた。ですが、上記のようにフラクションのシリーズからの引用もあり、デッドプールが好きな人も、ホークアイが好きな人にもお勧めできる作品となっております。
【登場キャラクター】
ホークアイ(クリント・バートン)、ホークアイ(ケイト・ビショップ)、
デッドプール、ブラックキャット、タイフォイド・マリー、
エージェント・プレストン、エージェント・アドシット、
(エージェント・マイケル)
【おまけ】
ハロウィンの夜の出来事だけに、いろんなヒーローのコスプレした雑魚キャラが出てきて楽しいです。白色コスのアイアンフィストなんかも。