オールニューX-MEN #2 レビュー
「オールニューX-MEN #2」のレビューです。死亡したとされるサイクロップスをあがめるギャング集団「ゴーストオブサイクロップス」。それに対するは若きX-MEN。
ギャングの一人シュリストを追ったヤングサイクロップスは敵に囲まれる。
そこに助けに現れたのはビースト、アイスマン、エンジェル、ウルヴァリン、ジェネシス、オヤ達だった。
劣勢を感じたギャング達は踵を返して撤退する。しかしそこへサイクロップスがシュリンクにタックルし殴り掛かる。その場に踏み込んだ警官は騒ぎを起こした二人を逮捕する。あわれサイクロップスとシュリストは留置所に入れられてしまう。
一方、逃げたゴーストオブサイクロップス達を追うエンジェルとウルヴァリン。敵の爪から放たれる炎に焼かれても、身じろぎもせず相手に向かっていくウルヴァリンだったが、それを心配するエンジェルは彼女を抱えて池に飛び込む。その隙にギャング達は再び逃げ出すのであった。
残るビーストたちはカフェで一服、のつもりが連れてきたピクルス(バンフの一匹。ビーストが連れてきた)が騒ぎを起こしてそれどころではなくなる。
留置場で過ごすシュリストとサイクロップス。ヤングサイクをカレントサイクの息子と思いこみ、彼の遺志を勝手に説くシュリストに対し、「僕がサイクロップスなんだ!」とヤングサイクは気持ちを爆発させる。
そこへゴーストオブサイクロップスの仲間たちがシュリストを助けに現れるのであった。
第二話は主にサイクとシュリストの会話で進む。エクストラオーディナリーX-MEN誌でも、ジーンが自分の未来について不満と怒りを表していたけど、サイクロップスはそれ以上の様子。なにせ未来の自分はインヒューマンとの間に大きな溝を作って勝手に死んでしまった(と思われている)のであるから。
思い詰めるサイクロップスと対照的に、ビーストたちはバンフのピクルスくんのおかげで軽い騒ぎを演出してる。ピクルスくんはEOX-MEN誌のセレブラちゃんと同じく、思いがけない萌えキャラっぷりを披露している。
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