心の扉をさあ開こう: ムーンナイト
マーベル公式にて4月にリリースされるムーンナイト新シリーズの紹介が公開されました。今回はそちらを紹介したいと思います。
「あなたはムーンナイトの頭の中を本当に理解できていますか?もう一度よく考えてみてください」という挑発的な一文で始まる本記事。これまでも「誰も理解できない心理を持つヒーロー」として描かれていたムーンナイトが、さらに難解に描かれていくようです。
「この物語は”ムーンナイトなどというヒーローはいなかった。全てはマーク・スペクターという男の妄想である”という事をマーク自身が精神病院で告げられるところから始まります。そう話すのは編集者のジェイク・トーマス。
「マーク・スペクターは狂人であるという前提の元、彼自身が何が狂っているのか、病院がおかしいのか、そこを疑い始めます。そしてそれは読者たるあなた方も狂っていないか投げかけてくるのです」
これまでも多重人格ヒーローとして妄言となり切りを呈してきたムーンナイト。2014年の前シリーズではそういった「なりきりヒーロー」的な要素も廃し、悪を潰す偏執を白と黒を基調にした美しいアートで描く物語となっていました。
4月から始まるジェフ・レミーアの新しいムーンナイトはさらに極限的な物語になることが予想されます。興味のある方は気合を入れて挑まなければならないかもしれません。