Children & Weapon Smith

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2015年活躍したヴィランを紹介【マーベル2015年まとめ】

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2015年マーベルまとめの今回はヴィラン編。記憶に残ったヴィランを5人紹介したいと思います。昨年の記事と違って公式記事の紹介ではなく個人的に読んだ作品の中からのチョイスですので、ご了承ください。

koto-bukiya.hatenablog.com

 

5.Dr.ドゥーム

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まず挙げるのが2015年最大のイベント「シークレットウォーズ」の立役者にしてラスボスのDr.ドゥーム。その立ち位置からもっと高い順位にもと考えたのですが、改めて見直してみるとこの人悪いことしてるわけでもないのにいつの間にか悪役ポジションに仕立て上げられてしまった感があるんですよね。タイムランズアウトにせよSWにせよ「彼なりに世界を救おう、維持しよう」とした結果、ラスボスに仕立て上げられてしまった悲しい方であります。

 

4.ザ・メイカー

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反面、タイムランズアウトではカバルを上手くそそのかし、ファイナルインカージョンでは二大世界を戦争状態に持っていき、ちゃっかり自分達だけ脱出するというエゴいことをしまくっていたのに、なんとなくSW中では正義の陣営に居るというちゃっかり者がこのザ・メイカー。秋からの新展開ではまたも怪しげな実験を繰り返し、しっかりヴィランポジションを獲得しています。

 

3.ウルトロン

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2015年と言えばアベンジャーズ2の公開もあり、推しに推されていたウルトロン。邦訳/原書ともに登場しまくっていた彼ですが、個人的に一押ししたいのは「アベンジャーズ: レイジ オブ ウルトロン」という作品。単行本のみ発行の本誌は、正史世界でのウルトロンとアベンジャーズ、特に彼の生みの親ハンク・ピムとの決着が描かれています。リメンダーによる「人間とロボットという父子関係」は愛憎入り混じった感情が強烈に描かれており、読み応えある作品となっております。

 

2.インヘリター

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そしてやはり2015年を振り返ると外せないのが「スパイダーバース」イベント。宿敵モーランを初めとする不死の一族インヘリターとの戦いが繰り広げられました。その圧倒的強さもさることながら、往年の貴族を思わせるその出で立ちが人気を博しました。特にキーマンともなるカーンの潜水兜風の頭は強烈なインパクトを残しました。

 

1.マエストロ

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第一位、というわけではありませんが最後に紹介するのはシークレットウォーズ関連誌「フューチャーインパーフェクト」から暴君マエストロ。最初は強烈な支配者として登場したものの、レジスタンスのリーダーを懐柔、一緒に旅をして最強の武器をゲット、それを持って神聖皇帝ドゥームへの反逆を成し遂げる、かと思いきや……という短いストーリーの中で忙しく転換していったキャラでした。

一見むちゃくちゃなストーリーに見えるものの期間限定のミニシリーズとしてはきっちりオチの付いた物語となっており、なによりライターのピーター・デイビッドによる小気味良いセリフ回しがマエストロの「良い悪役」感を出していて楽しい物語になっていました。

 

 

何でしょう、昨日のヒーロー編よりも筆が進んでしまいました。今回ここには入れませんでしたが、アクシスイベントで反転したヒーロー達、サイクロップスやファルコン・キャップなども印象に残った悪役として紹介したかったように感じます。

 

ウルトロン関連誌の中で一番のお勧め!

Avengers: Rage of Ultron

Avengers: Rage of Ultron

 

 

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