X-MENの新ミニシリーズは「最弱のX-MAN」!?
マーベル公式にて新しいX-MENのミニシリーズ「X-MEN: THE WORST X-MAN EVER」の記事が公開されていたので紹介したいと思います。
本作は学校で自分の居所を見つけられない少年ベイリー・ホスキンスが、ミュータントとしての力を開花させ、X-MENという集団の中でどのようにふるまうのかが描かれます。
ライターは歌手のマックス・ビーミス、アートはマイケル・ウォルシュ。記事本文はビーミスのインタビューとなっています。以下にその抄訳を掲載したいと思います。
マックス・ビーミス:
X-MENの面白い所はその本分が学校であるということだと思うんだよ。学校という舞台でまだまだ未熟な生徒達が織り成すホームドラマ。それが魅力だと思うんだよね。
今でこそメインキャラクターの多くは教師の側に回ってしまいましたが、確かにXタイトルは「生徒たちの成長」が描かれる物が多くありました。
マーベル編集部:
ミュータント能力はベイリーにどのような変化をもたらしますか?
マックス・ビーミス:
彼は早々に孤独に陥ってしまうんだよ。最初は若者らしく得られた力に興奮するんだけど、すぐにそれが通常の若者の中で受け入れられない物である事を実感するんだ。ちょうどハリー・ポッターそうだったようにね。
ティーンエイジャーの孤独ということでハリー・ポッターを引き合いに。
マーベル編集部:
今回X-MENを手掛けたのは?
マックス・ビーミス:
アベンジャーズ程ではないけど、今でもX-MENは巨大なヒーローアイコンだと思うんだ。ウルヴァリンを知らない人はいないだろう。サイクロップス、ジーン・グレイ、アイスマン、プロフェッサーXもまだまだ有名だろう。
この後のインタビューでも自身が90年代のX-MENブームのピークに触れて育ってきたことを語りながら、Xタイトルへの意気込みを語っています。
サイクロップス、ウルヴァリン達が並んでいる表紙のイラストを見る限り、現行シリーズの世界とは独立した物語になりそうです。アーティストのウォルシュの趣味なのか、色々な時代・シチュエーションのコスチュームが混ざっていて華やかですね。
ちなみにマイケル・ウォルシュは最近ではシークレットアベンジャーズを担当してました。デッドプール&ホークアイの因縁の始まり?(シークレットアベンジャーズ(2014)#9より)
X-MEN: THE WORST X-MAN EVERはデジタルファーストとして2016年発行予定です。
【おまけ】
今回発表された表紙はコスチュームがバラバラなのが楽しいところ。
主人公ベイリーと思われる若者のコスチュームがX-MENの生徒コスなのも注目ですが、気になったのがサイクロップスの衣装。これって「X-FACTOR FOREVER」のコスチュームでしょうか。詰襟に大きなX柄、個人的にお気に入りだったコスチュームなので嬉しいところです。
X-FACTOR(サイクロップスチーム)といえばRiseさんのブログ。