フューチャーファイト!シークレットウォーズ版アベンジャーズ2099
マーベル公式スマートフォンゲーム「フューチャーファイト」のアップデートが先週行われ、現在の連載イベント「シークレットウォーズ」の要素が多く追加されました。今回はそちらを紹介したいと思います。
追加要素で目を引くのはA-フォースから追加の「シーハルク」「シスターグリム」「シンギュラリー」の3キャラと、シークレットウォーズ版の新コスチューム。
特にガラッと印象の変わったキャプテン・アメリカ、アイアンマン、ブラックウィドウの2099版新コスチュームは話題になっている印象があります。
そこで今回はこれらアベンジャーズが登場する「シークレットウォーズ2099」を簡単に紹介したいと思います。
シークレットウォーズとは
その前にまず今回のイベント「シークレットウォーズ」のおさらい。これは、現在2015年4月~10月にかけて行われている大型クロスオーバーです。ビヨンダーズの実験によって全ての並行世界が消滅してしまいますが、それに最後まで抵抗したDr.ドゥームによって各世界の欠片を集めて作り上げた新たな世界「バトルワールド」が生まれます。
このバトルワールドは並行世界の寄せ集めのため、2099の未来世界や1602の過去世界、アポカリプスが支配する世界や、女性だけのアベンジャーズ”A-フォース”が活躍する世界など様々な状況が国として隣接する世界となっています。
アベンジャーズ@2099
その国の一つ”2099”は未来世界が舞台。そこで活躍するアベンジャーズは我々が知っているそれとはだいぶ様子が違っています。
キャプテン・アメリカ
本名ロベルタ・メンデス。夫と娘を持つアルケマックス社の女性従業員であるが、別の人格としてキャプテン・アメリカの顔を持つ。この二重人格はアルケマックスによってコントロールされており、彼女自身は自分がヒーローであることを知らない。
アイアンマン
本名ソニー・フリスコ。2m50cmはありそうな巨大アーマーを装着して戦う一つ目の2099アイアンマン。装着者のソニーは1m少々の小柄な男性。名前だけは過去に展開された2099シリーズに出てきていた模様。
ホークアイ
本名マックス。ホークアイの名を冠しているが弓矢は使わず、自身が持つ羽根で空を飛んで戦う。キャップを運んで飛ぶこともあるが、実はキャップ自身飛行能力を隠し持っているので、彼の存在意義やいかに。
ブラックウィドウ
本名ターニャ。褐色白髪の美女。卓越した体術と手首の装備から飛び出す爪を武器に戦う。ホークアイと仲が良さそうではあるが、そもそもこの二人の描写が少ないので詳細は不明。
ハーキュリーズ
本来の姿とそう変わりない。女性に目が無く、見境なく口説こうとするところをキャップに叱られている。
ビジョン
アルケマックスのアベンジャーズを統括する生体コンピューター。自立活動できるかは描写無し。
ミゲル・ストーン
2099の支配者であり、大企業アルケマックスとその配下であるアベンジャーズのオーナー。元のキャラクターはスパイダーマン2099のミゲル・オハラ。スパイディ2099はタイベリウス・ストーンのアルケマックス社と戦っていることを考えると、その位置にミゲルが収まっているのは面白い。
その他にも2099版ディフェンダーズも登場します。全5話と短く、シークレットウォーズイベント中の独立したストーリーなので前後の繋がりもありません。ゲームでのビジュアルに興味を持たれた方が居たら原作に触れてみてはいかがでしょうか。
第一話のKindle版
Secret Wars 2099 (2015) #1 (of 5)
- 作者: Peter David
- 出版社/メーカー: Marvel
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