エイジ･オブ･アポカリプスは三度蘇る！
マーベル公式にて7月に発売予定のシークレットウォーズ関連誌「エイジ･オブ･アポカリプス」の記事が公開されました。記事の画像を見ていると、三つの時代のAOAがあることに気づきました。今回はそちらを紹介。
三つの時代というのは「エイジ・オブ・アポカリプス」というタイトルのが出版されたがこれまで三回あると言えるからです。
元記事の画像を引用しつつ、それぞれのAOAを紹介していきたいと思います。
エイジ･オブ･アポカリプス イベント（1995年）
まずは1995年最初のAOA。実はこのときは雑誌のタイトルとして「Age of Apocalypse」は付いておりませんでした。
内容は言うまでもなく、X-MENの歴史改変物の名作。プロフェッサーXが死んでしまいX-MENが結成されなかったタイムライン。アポカリプスは世界の覇権を握り、人類を滅亡寸前まで追い詰めます。それに立ち向かったのがマグニートーが結成したX-MEN･･･というストーリー。最後には過去に戻ったビショップがプロフェッサーの死を防ぎ、同時にAOAの世界は核の炎に包まれ消滅する、という儚いストーリーでした。
X-Men: Age of Apocalypse Omnibus Companion
- 作者: Howard Mackie,Scott Lobdell,Brian K Vaughan,John Francis Moore,Terry Dodson,Ian Churchill,Joe Bennet,Steve Epting
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2014/04/15
- メディア: ハードカバー
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X-MEN: エイジ･オブ･アポカリプス（2005年）
そんな儚くも華々しく消えていったAOA世界でしたが、スタートから10周年の2005年、全五回のミニシリーズとして復活します。核攻撃は何とか回避されたこととなり、アポカリプスは消え去ったながらも新たなるストーリーが展開していきます。
これが公開された当時、個人的にはまだ原書の世界には疎かったのですが「綺麗に終わっていたものをわざわざ引っ張り出してきて･･･」という感想が多かったように覚えています。
新キャラとしてこの世界のX-23とも言えるキリカや、坊主頭が凛々しいAOA版シルバーサムライなどが居ます。
X-men: The New Age of Apocalypse
- 作者: Tony Bedard,Larry Hama,Akira Yoshida,Scott Lobdell,Chris Bachalo,Alvin Lee
- 出版社/メーカー: Marvel Enterprises
- 発売日: 2005/07/20
- メディア: ペーパーバック
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エイジ･オブ･アポカリプス（2013年）
さて時代はさらに昇って2011年。さらに短期のシリーズとしてAOAが復活します。きっかけは当時のアンキャニーX-FORCEにてAOA世界から何人かのキャラがこちらの世界にやってきたことに端を発します。このストーリーの好評を受けてか、新タイトル「エイジ･オブ･アポカリプス」が創刊。全13回。しかしその中身は今まで活躍したミュータントが主人公ではなく、ドナルド･ピアーズやグレンドン･クリードといった非ミュータントヴィランが正義の陣営にいるという変り種シリーズ。AOAのタイトルに惹かれて中身を見てみると混乱すること間違い無しのシリーズです。
- 作者: Dave Lapham,Rick Remender,Roberto De La Torre,Billy Tan,Davide Gianfelice
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2012/10/17
- メディア: ペーパーバック
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これらのシリーズを経て、来月にはSW版AOAが刊行されます。バトルワールド内のことですからこれまでのシリーズは関係なく、また新たに始まることとは思いますが、過去のAOAも気になる方は、前述の3編あることを踏まえて既刊を探してみるのも良いかと思います。
【おまけ】
冒頭の画像はシークレットウォーズ版AOA第三号の表紙。
三枚並べると一枚の絵になります。
（環境によっては繋がって見えないかも知れません）
