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Children & Weapon Smith

MarvelComics(主にX-MEN)の紹介をしているブログ

オールニュー X-ファクター #1

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All-New X-FACTOR#1の紹介です。以前、本ブログでもメインの記事として紹介してたX-FACTORの続編に当たります。2014年1月8日刊行。

ライターは引き続きピーター・デイビッド。設定は以前の探偵社からガラッと変わっていますが、このライターが醸し出すセリフ回しの魅力は変わりありません。

 

とある豪邸に保管されている貴重なモニュメント。

それを盗み出そうとX-MENの一員ガンビットが忍び込みます。

警報装置をかいくぐって後少しで手が届くと言うその時、

ドアからウルヴァリンが入ってきます。

「!?よう、大将。っておい!警報装置が……」

「警報は家の主に話を付けて停止させた。ほら降りろ、帰るぞ」

そういうとウルヴァリンは両手のクローでガンビットを吊るしていたワイヤーを切断します。

 

「おい、待てよウルヴァリン!

そのモニュメントは異世界に通じる扉になってて……」

「知ってるよ。そこから凶悪な魔物が現れるって言うんだろ?

だからってこれはお前の物じゃあ無い。

黙って盗んでいくなんて事は止めろ」

ウルヴァリンは続けます。

「いい加減コソ泥みたいな真似はよせ。学園の生徒に示しがつかん。

それからシーフギルドとも手を切れ、いいな?

ウルヴァリンは有無を言わせずガンビットを連れて帰ります。

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当然、ガンビット本人は面白くありません。

明くる日、バーで能力を使って店内を荒らします。

店主にパワーチャージしたカードを突きつけるガンビット。

「もう一杯だ。何がある?」

すると店主ではなく背後から答えが返ってきます。

「彼にはコーヒーをお願い」

「なんだと……お前は!?」

振り返るとかつてのチームメイト、ポラリスが立ってました。

再開を喜ぶのも束の間、ポラリスはガンビットにある提案を持ちかけます。

「あなたを連れて行きたいところがあるの。バージニアよ」

 

後日、ポラリスに連れられて小型ジェットに乗り込むガンビット。

「良いジェットじゃないか。ところで機体のロゴは何だい?」

「これ、サーバルインダストリー社の飛行機なの」

「サーバル?猫じゃないのか?」

「アフリカにいる中型の肉食獣。そういえば何でこれをシンボルにしたかは、知らないわね」

そんな会話にフライトアテンダントが割って入ります。

「デイン様、機長が危険信号を伝えて来ていますが……」

窓を見るとミサイルが真っ直ぐこちらに向かってきます。

しかし磁力を操るポラリスに金属のミサイルなど脅威になりません。

彼女が指を鳴らすとミサイルは空中で爆発します。

あっけにとられるガンビット。

「サーバルインダストリーってのはミサイルの的になるような企業なのか?」

 

ガンビットが連れて来られたのはサーバルインダストリー本社。

検索エンジンから名を上げたこの企業は、今ではあらゆる分野に通じる

複合企業体に成長していた。

音声認識エレベーターで最上階に上がる二人。

「声で動くエレベーターかよ。まるでスタートレックだな」

「空間転送装置もあるわよ」

「本当かよ!?」

「知らない」

 

最上階に案内されたガンビットを待っていたのは広報担当官のリンダ・クワンと、

企業のトップであるハリソン・スノウ氏だった。

合衆国や各州がスーパーヒーローチームを有するなら、

同じように一企業に所属するチームが有っても良いのではないかと説くスノウ。

「チームは"Xファクター"と名付けようかと思っている」

「Xファクターって…」

「大丈夫、正式な手続きを踏んでマドロックス氏からネーミングライツを買い取ったものだよ。

彼には牧場経営に十分な謝礼を渡してある」

スノウはガンビットへの説明を続けます。

「Mr.ルボー、我がX-FACTORには君が必要だ。

もっと言えばローナが君を強く推してるのだ」

「あんたの言うことはまあわかる。

だが、あんたが悪人で無いって証拠はあるのか?」

「ハハハ!レミー、私はハーバードを卒業したのだよ。

悪人がハーバードで答辞を読めるものかい?」

あまりの不遜ぶりに呆気にとられるガンビット。

「そちらのアベンジャーさんはどう思う?」

「アベンジャー?いったい誰のことを…」

「俺のことだな」

ポラリスが不思議がると、いつの間にかそこにはクイックシルバーが立っていた。

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スノウは既にクイックシルバーにも声をかけていたようだ。

「ローナ、君が捕まった際警察に情状を図ってくれたのは彼なんだよ」

スノウのフォローにもポラリスは冷たく反応します。

「ハリソン、ピエトロはそんなタイプじゃないのよ」

「何言ってるんだよ、義理の兄弟に向けて銃ぶっ放した人がよく言うよ」

「あの時は酔ってたのよ」

「酔ってたって普通兄弟には撃たないものだろ」

「普通はそうかもしれないけど、相手があんたじゃそうするかもな」

ガンビットが混ぜっ返します。

「とにかく、もうアベンジャーズに戻ったらどうなの、ピエトロ?」

「俺はもうアベンジャーズには戻らない」

「また何か悪いことしたの?」

「……俺はもう悪の道には足を入れない。

そう思ってここに来たんだ。

だが、それを信じてもらえないならここには居られない。

俺は俺の道を行くしかない」

クイックシルバーのしおらしい態度にポラリスも態度を変えます。

「ピエトロ、あなたがここに居たいのなら、今の言葉忘れない事ね」

 

「そうは言うけど、アベンジャーズのスパイかもしれないぜ」

再びガンビットがちゃちゃを入れる。

「スパイなわけあるか!」

「まあいいや。で、ハリーさんよ。俺達がやるべき事って何なんだい?」

三人に与えられたミッション、

それはA.I.Mの基地で行われているミュータントの人体実験を阻止し、

テレンス・ホフマンという科学者を確保する事だった。

かくしてここに新たなるX-FACTORが誕生したのである。

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本誌は作中のセリフがサブタイトルとして付けられています。今回は”We specialize in helping people”(すべては人助けのためだよ)。おそらくCEOのハリソン・スノウの言葉と思うのですが(正確に見つけられなかった)、営利企業であるサーバルインダストリーのトップが敢えてこんなことを言ってるとするならば、かえって胡散臭いところが尚良い感じであります。

 

【登場キャラクター】

ポラリス、ガンビット

クイックシルバー

ハリソン・スノウ

 

関連記事: ポラリスとクイックシルバーの「銃をぶっ放す~」のエピソードはこちら

koto-bukiya.hatenablog.com

 

All-New X-Factor Volume 1: Not Brand X

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