シング八景
マーベル公式にエイプリルフールネタかと思ったら普通の記事が有りましたので紹介したいと思います。タイトルは「シング八景」。そんなに居たっけ……と考えながらお読みください。
マーベルユニバースには様々な”シング”が存在します。或る者はパワフルなヒーロー、或る者は謎の怪物、或る者は不埒な悪人……。
グリーンシング
最初は1961年のテイルズオブサスペンスに登場の緑の怪物。スタン・リーとジャック・カービーの黄金コンビによって生み出された不思議な島に生息する植物の化身です。
ザ・シング
マーベル世界もっとも有名な「シング」。ファンタスティックフォーのオリジナルメンバーであり、チーム随一の良心。新作映画でもMr.ファンタスティックを支える一番の友人たり得るのでしょうか。
マンシング
マーベルユニバースのもう片翼のシングと言えばこちら。オカルトキャラの雄「マンシング」です。DCコミックにも同じような方がいらっしゃいますが「鼻が無いのがDC、鼻が象なのがMARVEL」と覚えましょう。
マッドシング
スパイダーマンの仇敵サンドマンとハイドロマンを二人合わせて「泥の化物」と呼ぶようです。どちらも同じような能力者でありながら片方は映画のおかげでゲームにも登場する知名度を得て、片方は今一つ日の目を見ません。どうして差がついたのか…慢心、環境の違い……。
シーシング
さてそろそろ見た事の無いキャラクターになってきました。彼女はシーシング。女子プロレスラーであるシャロン・ベンチュラが宇宙線を浴びてこのような姿になったとあります。なんともインパクトのある一コマです。
ワイルドシング(ニキ・ドイル)
さあもう見た事のないキャラになってきました。彼女の名前はワイルドシング。1993年に単発のミニシリーズで登場した並行世界における「ウルヴァリンの孫娘」のようです。自身のタイトルを持っており、ヴェノムやカーネイジ、シニスターシックスと戦ったとありますが、どこを掘ってもそれ以上の情報が出てこないというマイナーっぷりです。
ワイルドシング(リナ・ローガン)
こちらは別の世界の「ウルヴァリンとエレクトラの娘」。1999年に刊行されたJ2という異世界のジャガーノートが主人公のストーリーに登場した模様。エレクトラの娘らしくクローがサイの形になっています。
ミス・シング
そして最後は2012年のFF誌でおなじみ、一般女性ダーラ・ディーリングが「シングアーマー」なるものを着こんでFF(フューチャーファウンデーション)に参加したというミス・シング。アーティストのマイク・オーレッドの筆もあって一度見たら忘れられないキャラクターに仕上がっています。
ファンタスティック・フォーはリブート版映画が公開予定です。
Ms.シングの活躍はこちら
FF - Volume 1: Fantastic Faux (Marvel Now) (Fantastic Four)
- 作者: Matt Fraction,Mike Allred,Joe Quinones
- 出版社/メーカー: Marvel
- 発売日: 2013/07/30
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