タイムランズアウトを駆け抜ける！新たなるリーダー サンスポットを特集
マーベル公式にて現在活躍中のサンスポットの特集を公開しています。
サンスポットと言えば映画「X-MEN: フューチャー＆パスト」でも登場した記憶が新しいところ。今回は若手X-MANサンスポットを特集取り上げてみたいと思います。
太陽光を吸収しパワーに変える能力を有し、飛行やブラストを駆使するサンスポットことロベルト・ダコスタ。かつてはX-MENの若手チーム、ニューミュータンツで活躍した彼がどのように今の地位を築いたかを見ていきましょう。
新たなる夜明け
実業者として成功した父と考古学者の母の間に生まれ、何不自由なく育ってきたロベルトは14歳の時に能力を開花させました。ニューミュータンツにて飛行キャラとしてキャノンボールと能力が被っていた彼でしたが、大きく違っていたのが「向こうは農家の大家族、こちらはブラジルの富豪家族」というところ。
光と影
ヘルファイアクラブに目を付けられた彼は、ドナルド・ピアースの策略に巻き込まれたことを契機にプロフェッサーXの若手チームに誘われることになる。初めて知ったのだが彼は早々に敵にガールフレンドを殺されるという背景を背負っていたのですね。
チーム遍歴
サンスポットはヒーローとして様々なチームに所属してきました。ニューミュータンツ、X-FORCE、フォーリンエンジェルス。そしてそれはヒーロー陣営だけではありません。仇敵ヘルファイアクラブに所属したこともありました。出自がセレブな彼にはヘルファイアクラブは適しているところもあったのかもしれません。
アベンジャーズへの道
そして時代は一気に進んでアベンジャーズvs.X-MENの後へ飛びます。AvX後のアベンジャーズ再編でキャノンボールと共にチームに参加します。アベンジャーズのミュータント重用策と見られながらも、その当時は参加するだけで対して活躍できないのではと思っていました。
輝ける未来へ
しかし、ストーリーがタイムランズアウトに入ると状況が一変します。空白の8か月の間に彼は父親から譲り受けた財力と持ち前の商能力でチーム運営の手腕を発揮。悪の科学者組織A.I.Mを「買収」して自らの陣営に取り込むだけでなく、イルミナティともS.H.I.E.L.Dに組み込まれたアベンジャーズとも別の新たなるアベンジャーズを組織します。
それもただ組織するだけでなくチームの人員を支えたり、他の陣営とも精通して世界の危機を救うべく行動するのです。この成長はとても読み応えがあり、先週発売したアベンジャーズ・ワールド#18でもサンスポットの新たなアベンジャーズ結成を回顧する話が描かれています。
サンスポットのA.I.M買収から新たなるアベンジャーズ招集の話はアベンジャーズ・ワールド#18・19にて展開されます。
【おまけ】
若手若手とつい言ってしまいますが、こんな彼も30年以上活躍しているキャラクター。長くコミックキャラをやっていると付きまとう「悪堕ち」を経験しています。
上に挙げたヘルファイアクラブ参加もそうですが、図のような悪の化身レーンファイアとなってしまったこともありました。ストライフ亡き後のミュータント解放戦線に担ぎ上げられますが、X-FORCEのリーダー ケーブルの活躍で元に戻りました。
そして、このサンスポット。X-MENの中でも邦訳恵まれない組に思われるのですよね。90年代はX-FORCEスタート時には不参加、AOAでも所属チームが無く、2000年代はニューミュータンツが存在しない…。ですので是非とも現在のタイムランズアウトが大人気になり邦訳されたら嬉しいことこの上なく思うのでした。
