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Children & Weapon Smith

MarvelComics(主にX-MEN)の紹介をしているブログ

X-MEN: Xタイトルの転換点を振り返る(前編)

雑記

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先日は現在のタイトルをリストアップし、X-MEN系列誌の「横」の繋がりを見てまいりましたが、本日は「縦」の見方、X-MENの歴史を振り返ってみたいと思います。


X-MEN: 現在のXタイトルを整理してみる - Children & Weapon Smith

 

連載開始から現在まで、X-MEN史の転換点を八項目に分けて紹介いたします。なお、この振り返りは自分の知りうるX-MEN史の中での見解であり、公式の物ではない旨ご了承ください。

 

1.X-MEN創刊(1963年)

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まずは全ての始まりである創刊号。「Atention, X-MEN!」というプロフェッサーXの号令から始まったX-MENはそれ単体で見るとあまたのスーパーヒーロー物のひとつというポジションでしたが、マーベルユニバースの中でみると「ミュータントという設定の発明」が大きかったと思われます。

早々に引用で恐縮ですが、X-MEN創刊時の背景などについては海法紀光氏のツイートをまとめたこちらなどが参考になるかと思います。

海法紀光さんによるXMENの歴史 - Togetterまとめ

ちなみに、この頃のX-MENを日本語で見てみたい場合には、昨年出版された「X-MEN: デイズ オブ フューチャー パスト」掲載のアンキャニーX-MEN #138 がお勧め。チームを去るサイクロップスがこれまでの冒険を回想する会で、20ページの中に137話のダイジェストがぎゅっと詰まっています。

 

2.GIANT-SIZE X-MEN(1975年)

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さてX-MEN最初の転換点と言えばこのジャイアントサイズX-MEN。再録が続いていたX-MEN誌をメンバーを一新して再始動させたのがこの号からになります。

まず創刊時のスタイルから違うところはメンバーの国籍。「米国のティーンエイジャー」を集めたファーストファイブから一転、各国から集められた面々はさながら一昔前の格闘ゲームのようです。(思い付きではありますが70年代特撮番組バトルフィーバーJに通じるところもあるようにも思えます)

ちなみにこの二期メンバーの中でこの号が初登場なのはストーム、コロッサス、ナイトクローラー、サンダーバード。ウルヴァリンなどは既に他誌にて登場済みのキャラクターを引っ張ってきている形です。

ここから次の項1991年までの間、X-MENはヒット作を次々と飛ばしその人気を確立させていきます。その間メインライターを務めたのはクリス・クレアモント。「80年代X-MEN中興の祖」と言われるのも頷ける実績です。

またUNCANNY X-MENの兄弟誌が誕生したのもこの時代。サイクロップスらファーストファイブが再集結した「X-FACTOR」、新たなる若い世代を集めた「NEW MUTANTS」が開始しています。

 

3.MUTANT GENESIS(1991年)

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80年代に盛り上がったX-MENブームを一気に加速させたのが91年に行われたこの改編。この転換点のポイントを挙げるとしたら次の二点になります。

  • 新タイトル「X-MEN」の創刊と各チームの再編
  • 日本国内での作品展開

まず一つ目、新タイトルの創刊。2の項で一旦X-MENを離れていたファーストファイブをX-MENの本体に組み込み、新タイトル「X-MEN」を創刊してUNCANNY X-MEN誌とメイン2誌体制としている。

そしてX-FACTOR誌はタイトルそのままハボック率いる政府管轄チームに、NEW MUTANTS誌は前年にX-FORCEと改題している。これにウルヴァリン誌とケーブル誌(それと少し遅れてGENERATION X誌)を加えて90年代新体制が始まる。

二点目は日本国内での展開。テレビアニメシリーズが放送されたり、当時ブームだった格闘ゲームで「X-MEN CHILDREN OF THE ATOM」がカプコンから発売されます。小学館プロダクションから邦訳本も展開され、X-MENの知名度が一気に上がったのもこの頃と思われます。(ただしこれ以前にも日本国内でX-MENの邦訳やゲーム発売は存在した)

内容にも触れておきましょう。何より大きいのはサイクロップスらのX-MEN本隊復帰。この頃からX-MENに触れた自分も実感がなかったのだが、2項の頃のX-MENとはストームやウルヴァリンの事でありサイクやビースト、アイスマンらはアベンジャーズやディフェンダーズを経てX-FACTORに落ち着いていたのでした。

90年代に学生時代を過ごした方にとっていまだに「X-MEN」と言えばこの頃という人も多いのではないでしょうか。(何より自分自身がその対象である)

 

4.REVOLUTION(2000年)

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三度目の転換点は2000年。X-MENファミリーはレボリューションと銘打って各誌のライターを一新。キャラクターのコスチュームも一斉変更してストーリーの刷新を計っている。

だが、この転換はあまり好評価を得られることなく、一年後に早々に更なる改編を迎える事となっている。

実はこの時期についてはマーベルアンリミテッドでも公開している作品が少なく自分で読んだ上で評価できているところは多くありません。

ただ、ことコスチュームに関してはこれまで進化してきた「ヒーロー的格好良いコスチューム」が行き着く所まで行ってしまったと見て取ることもできます。90年代の視点から見ると格好良さの加点に見える点も、2015年の目から見ると装飾過多が過ぎてる様にも感じられます。

 

 

エントリが長くなりましたので、前編はここまでとしたいと思います。

明日、後編で残り四項目を紹介いたします。

 

X-MEN:デイズ・オブ・フューチャーパスト (MARVEL)

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