アベンジャーズ&X-MEN:アクシス #2
「AVENGERS & X-MEN : AXIS #2 THEME TO A DESPERATE SCENE」の紹介を行います。
レッド・オンスロートが呼び出した対ヒーロー型センチネル。そして自分の罪をまざまざと見せつけられたトニー・スタークは立ち上がれるのでしょうか。
前段:アベンジャーズ&X-MEN:アクシス #1 - Children & Weapon Smith
シビルウォーの際ヒーローを制圧することを考えて作られたスターク・センチネルは
実際に彼らの前に立ち塞がり、次々とヒーローを捕えていった。
自らが招いてしまった絶望的な状況を目の前にしてアイアンマン/トニー・スタークは動けないでいた。
そんな彼にキャプテン・アメリカが飛んできて激を飛ばします。
「立て!お前が沈んでいたらどうやってあのセンチネルを止められるんだ!」
「もう……私には関係ない」
「顔を上げて俺を見ろ!あんたは独りじゃない!良いから動くんだ。」
何とか立ち上がるトニー・スターク。
だが彼を庇い、キャプテン・アメリカまでも捕えられてしまいます。
ローグ、スカーレット・ウィッチ、マグニートー、Dr.ストレンジと合流したアイアンマンは作戦を立てます。
「あんたたち、あたしに考えがあるんだ。
さっきレッド・オンスロートに触れたとき、奴の中に教授の存在を感じたんだ。彼を引っ張り出すことはできないのかい」
ローグの提案にDr.ストレンジが応えます。
「彼を引き上げるとしたら…」
「逆転の魔法が必要ね。
私の混沌の魔力とDr.ストレンジの秩序の魔力、二つを組み合わせれば…」
「逆転現象が起きてチャールズ・エグゼビアの支配が前面に出る」
「それならばまずMr.スタークのセンチネルをどうにかしないとな」
「Mr.スタークは勘弁してくれ、マグニートー。
ならば私が時間を稼ごう。その間に魔法を完成させてくれ」
そう言うとアイアンマンはセンチネル二体を攪乱するように飛び回る。
そしてローグがレッド・オンスロートを相手している間に二人の魔法使いが呪文を詠唱する。
しかし、その中でローグに助けられたノヴァがいいところを見せようと
センチネルにかかって行ったことで 、魔法の準備が気付かれてしまい
二人の魔法使いも捕えられてしまう。
さらにはマグニートーも吹き飛ばされ、アイアンマンはセンチネルに踏みつぶされようとしていた。
マグニートーに助けを求めるアイアンマンだったが、彼はその存在に気づきながらも何処かへ飛び去って行ってしまった。
「マグニートー!……ふざけるな、これだからドイツ絡みの連中は!」
今にも押し潰されんアイアンマンを救ったのはX-MENのナイトクローラーだった。
「ドイツ人も悪い奴ばかりじゃないよ」
BAMF!
間一髪潰されるのを免れるのであった。
アイアンマンが気付くとそこは小屋の中。
クエンティンがテレパシーで隠しているこの場所は退避場所になっていた。
しかし、一晩もそこに隠れていてはクエンティンにも限界は来る。
残されたX-MENとメデューサ、スー・リチャーズ、ワスプ、そしてアイアンマンは最後の攻勢に出る。
だが健闘むなしく次々と捕えれていく仲間たち。
最後に残されたアイアンマンにレッド・オンスロートが語り掛ける。
「貴様らの抵抗も無駄だったな。
約束通り貴様の技術で仲間たちが倒れていく様を見せてやったぞ。
次は貴様の番だ」
アーマーの警告音が響く中トニー・スタークは項垂れていた。
「…何を言っても無駄だぞ。正義は勝つ、それだけだ」
「強がりも大概にするんだな。
私は知っているぞスターク。君は神をも恐れぬ傲慢な男だ。
だが、その君が跪き頭を垂れているのだ、本当の神の前でな。
誰にも止められないのだよ、我が猛攻(ONSLAUGHT)はな!!」
「誰もいないだって?勘違いするなよ、ナチスの亡霊よ」
そこにはDr.ドゥーム、ロキ、デッドプール、セイバートゥース、ミスティーク、カーネイジ、エンチャントレス、ホブゴブリン、ジャック・オー・ランタン、アブソービングマン達、ヴィラン軍団を連れてきたマグニートーが立っていた。
次々と倒され、捕えられていく仲間たち。辛うじて逆転の魔法が立案されますが果たして成功するのでしょうか。
ちなみにかっこいいところを見せようと張り切っていたノヴァ君ですが、その後アイアンマンからは怒られ、センチネルにはたかれて島の外まで吹き飛ばされと散々でした。
【主な登場キャラクター】
キャプテン・アメリカ、アイアンマン
ローグ、スカーレット・ウィッチ
サイクロップス、クエンティン・クワイア、
マグニートー、レッドスカル(オンスロート)
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