ビッグヒーロー6 #5 【ベイマックス公開記念】
前回から舞台は一転、BIGHERO6は取り調べ室に入れられています。日本からの極秘任務で来た彼らは、研究所での騒動を追求されていた。
責任者であるフリ・ワムとベイマックスは収監され、残りのメンバーもFBIの監視付きで仮釈放される。
一旦マリーの家に帰った面々。もっともダメージが大きかったのはスーツを破壊されたゴーゴータマゴだったが、ハニーレモンはポシェットから不思議なエネルギーの塊を取り出し、彼女のスーツを修理する。
さらに学校のフットボール部の面々が話を聞き駆けつける。BIGHERO6に対する政府の対処に抗議活動を起こしに来たのだ。だがそれは目くらましで、騒ぎの隙にヒロ達と入れ替わることで、彼らを逃がすことに成功するのだった。
監視の目を逃れて研究所の島へやってきたBIGHERO6。周辺の警備をゴーゴーとフレッドが引きつけている間に、ヒロ、ハニー、ワサビ等は宇宙人の元へ急ぐ。途中現れたバッドギャルを何とか倒し、宇宙人を解放する事に成功する。
宇宙人は夏休みを利用して遊びに来たという子供達で、船が壊れて困っていたところであった。BIGHERO6は宇宙人の船を直したり、宿題を手伝ったりと彼らが母星に帰れるよう協力する。FBIがBIGHERO6を包囲したとき、全ては終わっており、宇宙人は感謝の言葉を述べながら帰って行くのだった。
これにてまた一つ事件が解決された。しかしBIGHERO6の戦いはまだまだ続く。負けるなヒロ!戦え我らのBIGHERO6!!
ということで「大団円!チャンチャン♪」的な終わり方となりましたBIGHERO6ミニシリーズでした。正直に申し上げますと悪者であるバッドギャルと宇宙人たちの関係がうまく理解できず、その辺りは言及せずに話を進めてしまいました。作品全体に漂うおおらかな雰囲気に免じていただければと思います。
ちなみにこの後のBIGHERO6ですが、2012年のAmazing Spider-man #685 で世界各地にあるDr.オクトパスの基地を壊すヒーロー達というシーンで登場したっきり出番がありません。映画公開にあわせて日本独自コミックが出版されている現状を見ますと、逆にマーベルユニバースでの登場はしばらく無いのかもしれません。そんな彼らにも再び出番がありましたら、またこの場でとりあげられたらと思います。
明日はビッグヒーロー6最新の活躍を紹介。
【 登場キャラクター】
ヒロ・タカチホ、ベイマックス
ハニーレモン、ゴーゴータマゴ
ワサビ・ノー・ジンジャー、フレッド
フリ・ワム、マリー
イオサマ博士
Big Hero 6: Brave New Heroes Tpb
- 作者: Chris Claremont,David Nakayama
- 出版社/メーカー: Marvel Comics
- 発売日: 2009/05
- メディア: ペーパーバック
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