Children & Weapon Smith

MarvelComics(主にX-MEN)の紹介をしているブログ

X-FACTOR TPB vol.20: Hell on Earth War(2)

X-FACTOR TPB #251の紹介です。

地獄の諸侯に囲まれたティアの運命は!?

#251 "Hell on Earth War - Part Two"

グイドに吹き飛ばされたおかげで事務所の爆発から免れたモネ。
彼女は倒れているダーウィンをたたき起こすと他のメンバーはどこに行ったのか詰問します。
「あなた、何をしてくれたの?皆はどこに行って?」

ダーウィンとしても何が起きたのかわかりません。

「知るか!こっちこそ何が起きたのか聞きたいくらいだ」

 

ポータルを通って逃げ出した探偵社のメンバーは巨岩の上にいた。だが問題は場所ではない、周りを囲む魔王たちだ。メフィスト、プルート、ヘラ、アスモデウス、サタニッシュ・スプリーム、サタンナ、それにジゼベルとグイド。

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レイラのフォースフィールドもプルートの指先一つで消し去られ、シャッタースターの格闘もローナの磁力も通じない。マドロックスが分身で攪乱して抜け出そうとしてもメフィストに回り込まれる。

メフィストの手がティアに伸びたその刹那、魔王の腹を背後から剣が貫いた。なんとそれはメフィストの娘ジゼベルの物だった。

「ごめんなさい…お父様…。」

「娘よ、何を考えている…。グイド…貴様もか…?」

「おおっと、ボス。俺っちは何も聞いてないぜ」

冷や汗をかくグイド。

 

ジゼベルはティアとマドロックスの手を取ると、X-FACTOR探偵社メンバーを連れてNYにワープする。全く想定していなかった裏切りに、マドロックス達は一命を取り留めたのだった。

 

モネとダーウィンも合流し、公園の広場に移動する。

「あんたもうティアを狙ってないのかい」

レーンの言葉に大人しくなったダーウィンが答える。

「俺はこの世を救うためにやってただけだ。

地獄の諸侯達が出てくる前にティアを仕留める必要があったんだ。

でももう遅い、アポカリプスは始まってしまった」

その言葉にジゼベルが続きます。

「その男の言うとおりだよ。

数世紀に渡る以前から魔界の王達は自分の領土を広めるため戦い続けてきたんだ。

己の領地を広め、より多くの魂を得て、自分の力を高めるためにね。

そして地上の魂が70億を超えた事により最後の戦いが始まった…。

そう、その小僧の命を取った者が勝者として全てを得ることになるんだよ」

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その言葉にレーンが色めき立ちます。

「そんなこと許されるもんですか!」

「うるさい!私の一突きが無かったらあんた達今頃とっくにお仕舞いだったんだよ!!」

二人の間にマドロックスが割って入ります。

「わかったわかった!

こうなったら最早俺たちの手に負える話じゃない。

アベンジャーズに連絡を入れて助力をもらうべきだろ」

「それならX-MENに連絡すべきよ」

「どうしてX-MENなんだ?今ハボックに連絡すればアベンジャーズが来てくれるだろ」

ローナの提案にリクターが口を挟みます。

「何言ってるの!私たちミュータントの問題なのよ」

「それはそうとして、このままどれだけ隠れてられるんだ?」

ロングショットが疑問を挟んだ瞬間、プルートが現れます。

「こんなところに居ったか」

野外劇場を破壊し、ティアに手を伸ばす。

「みんな下がってろ!」

シャッタースターが飛びかかりますが、プルートの一撃で腕を叩き折られます。

 

「その子供を守ろうというのか。

無駄なことだ。さあ、そいつを渡せ」

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魔界の王達の目的が明かされ、ついに戦いが始まりました。圧倒的な神の力の前にどう立ち向かうのか!?

 

 

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