Children & Weapon Smith

MarvelComics(主にX-MEN)の紹介をしているブログ

X-FACTOR TPB vol.11: Happenings In Vegas(2)

 

#209

死の女神ヘラの足取りを追ってラスベガスへやってきたX-FACTOR探偵社の一行。しかしモネは事務所に留守番として、リクターは身重なレーンにつき沿う形で探偵社に残る。

これが気に入らないのがシャッタースター。アトラクションの海賊役に切りかかったり、人探しだというのに酒場で次々と客をKOしたりとまったく当てにならない。

かといって他のメンバーが調査をしているかというとロングショットはいつものノリと自身の「幸運操作能力」をフルに発揮してカジノで大盛り上がりしている。嘆息するマドロックス。

地道に聞き込み調査を続けるマドロックスとテレサは偶然居合わせたフォスターという女性医師からヘラの事を聞き出す。しかし死の女神の危険性を知る彼女はX-FACTORにこの場から退散するように助言し、密かにドナルド・ブレイクという医師に連絡を付けるのであった。

一方、考え方を変えたマドロックスはヘラをおびき寄せようと、ロングショットの能力をフルに活用してカジノを荒らしまくる。勝利に継ぐ勝利を重ね、最上階スイートルームで豪遊するグイド達。その騒ぎを察知してか、ヘラの尖兵である死者の軍団がマドロックス達の前に現れる…。

 

#210

ラスベガス編は一旦置いておいて、リクターとレーンの話&次のArcの予告編的エピソード。レーンのお腹には自分の子が居ると信じるリクターはレーンに甲斐甲斐しく尽くす。一方、留守番のモネの所には毎晩戦場の夢にうなされるノエルという女性が依頼に訪れていた。ノエルに対して精神捜査を行うモネ。彼女の意識の中でみたのは戦場で一兵士として戦うノエルの姿であった。彼女の記憶をいぶかしむモネであったが、ノエル自身はすっきりとした表情で探偵社を去るのだった。

探偵社を去ったノエルは墓地に居た。墓に祈る老人に対し、全てを思い出したノエルは銃を構える真似をし、残ったのは老人の遺体だけだった。

 

 

というわけで、メインストーリーはラスベガスに舞台を移しつつ、次回アークへの伏線を残していった形となりました。ラスベガス組はヘラをおびき寄せる為とは言え、カジノで豪遊というスタイルが非常によく似合う一行でありました。(主にロングショット)

次回は対ヘラ完結編。死の女神VSX-FACTOR探偵社!そこにどう雷神が絡んでくるのでしょうか。

 

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